アメリカの社会保障年金を日本でもらう場合のタックスリターン
米国市民や米国永住者以外の日本居住者は、ソーシャル・セキュリティー(年金)の収入が米国非課税になります。非居住者用フォームを使用します。
アメリカで10年以上働いていて日本に帰国して、ソーシャル・セキュリティー(米国社会保障年金)をもらいはじめた人が、IRSから申告書を提出するようにとのレターをもらうことがあります。
アメリカ市民・永住権者(グリーン・カード・ホールダー)の場合はフォーム1040、それ以外の人(市民権・永住権放棄者含む)は非居住者用フォーム1040NRを使用して申告します。
米国非居住者で、日本にお住まいの方が米国年金を受け取る場合、アメリカのソーシャル・セキュリティーであっても日本課税となり米国非課税となります。日米租税条約に基づき、米国の課税対象から免れます。
当事務所で米国非居住者のソーシャル・セキュリティー収入の申告を行う場合の、非居住者用タックスリターン作成費用は原則150ドルです。
利子、配当、株式売買や家の賃貸収入など、他に収入があれば追加費用がかかります。
米国市民やグリーンカード保持者の場合は世界中どこにいても全世界の収入をIRSに申告する必要があります。