
ファースト・タイム・ホーム・バイヤー・クレジット申請
2008年税制新法であるファーストタイム・バイヤー・クレジットが
2009年購入に関して7,500ドルから8000ドルに拡大。
1/1/09-11/30/09までの主たる住居の購入
に関して8000ドル(夫婦申告の場合)のクレジット。
2008年購入の場合はIRSに2年後から
毎年500ドルずつ返却する必要があり
IRSからの15年間の無利子借金という
側面がありました。
今回の変更で、購入から3年間主たる住居として使用した場合、
返却不要となりました。
高額所得者は対象外の他、細かい注意事項があります。
ファーストタイムとありますがはじめてという意味ではなく、
この3年ではじめてという意味です。
昔持ち家があったが、この3年間はそうでない人なども該当します。
今回は特例で2009年に購入した家でも2008年のタックスリターンに遡って、8,000ドルを申請することができます。既に2008年タックスリターンをファイルした人でも2008年の修正申告をだすことにより、すぐに申請できます。
“還付してから8千ドルが送付される時期”
2009年5月に2008年の修正申告を出した方が8千ドルの小切手が受け取ったのは申請してから約4ヶ月後でした。
9月中旬に申請した人は一ヶ月後に受け取りました。
IRSの修正申告の審査は込み具合により認可される期間が変わります。
“別居中の夫婦別申告の申請について”
夫婦別申告でファーストタイム・ホームバイヤー・クレジットは上限が8千ドルではなく4千ドルになります。ただたとえ別居中でも夫婦のどちらかが過去3年間に持ち家を所有していた場合には、所有していない方が初めての家を購入してもこのクレジットはもらえません。夫婦別申告ではなく独身申告であればクレジットを申請で
きます。税法上の独身かそうでないかは該当年の12月31日に結婚しているかどうかで決まります。例えば10年間婚姻を続けた夫婦でも2009年12月30日に離婚した場合、2009年の申告は独身となります。
“12月1日以降について”
沢山の人から8千ドルが倍の1万6千ドルになるのではとかファーストタイムの制限なくすのではとか、どうなるか教えて欲しいと聞かれますが、まだわかりません。全く無くなるかもしれないし、金額や対象を変えて継続するかもしれません。今後の景気回復と財源しだいて議会が議論するでしょう。
インターネットでもこのファーストタイムホームバイヤークレジットの申請申し込みを受け付けています。興味のある方はフォームよりお問い合わせください。